HHKBのパームレスト選びで、いちばん多い失敗が「高さが合わない」ことです。
デザインや素材で選んだのに、使ってみると手首が反ってしまい、かえって疲れる——そんな声をよく聞きます。
この記事では、HHKBに合うパームレストの高さの目安と、その理由、選ぶときのチェックポイントを解説します。
この記事でわかること
- HHKBに合うパームレストの高さの目安(結論:1.5〜1.8cm前後)
- なぜ「高さ」がパームレスト選びでいちばん重要なのか
- 高さ以外に確認したい3つのポイント(幅・素材・滑り止め)
- HHKB Professional系とHHKB Studioでの選び方の違い
結論:HHKBに合うパームレストの高さは1.5〜1.8cm前後
先に結論からお伝えすると、HHKB(Professional HYBRID / Type-Sなど)に合わせるパームレストは、高さ1.5〜1.8cm前後が目安です。
根拠は「HHKB手前側の高さ」
HHKB Professionalシリーズは、キートップまでの全高が約4cmある「背の高い」キーボードです。
ただしパームレストの高さを合わせる基準は全高ではなく、手のひらに近い手前側のフレームの高さ。ここが約1.8cmあります。

手首を置く面がこの高さに近いと、手のひらから指先までがなだらかな一直線になり、手首が反り返らない自然な角度でタイピングできます。
逆に高さが合わないと次のような問題が起きます。
- 低すぎる(1cm以下): 手首が下がり、指を持ち上げるような打鍵になって疲れやすい
- 高すぎる(2.0cm以上): 手首が圧迫され、最下段のキーが打ちにくくなる
なおPFU公式ストアで扱われている専用パームレストも、ゴム脚込みで約1.6〜1.8cmになる設計です。
一方で、Amazonで売られているパームレストは高さ2cmであることが多く、HHKBに合わせると若干高く感じますので、ご注意ください。
チルトスタンドを立てている場合
HHKBの背面スタンドを立てると奥側だけが持ち上がり、手前側の高さはほぼ変わりません。そのためスタンドの有無にかかわらず、パームレストの高さの目安は同じと考えて大丈夫です。

高さ以外にチェックしたい3つのポイント
① 幅:HHKB本体(約29.4cm)と揃える
HHKB Professionalシリーズの横幅は約29.4cmです。パームレストの幅もほぼ同じ(29〜30cm)だと、見た目が揃うだけでなく、ホームポジションの左右どちらに手を置いても支えが途切れません。
フルサイズ用の長いものは60%キーボードのHHKBにはアンバランスです。

② 素材:木製とシリコン製、それぞれの良さがある
パームレストの素材は木製が多いですが、最近ではシリコン製もでています。
どちらが上ということはなく、打鍵の好みで選ぶのが正解です。
- 木製(ウォールナットなど): 硬めのしっかりした支え心地で、デスクの見た目も引き締まる
- シリコン製: 柔らかく手首に沿うフィット感で、長時間置いても当たりが優しい。水洗いも可能
どちらの素材でも、この記事の本題である「高さ1.5〜1.8cm前後」という目安は共通です。
硬めの支えが好きなら木製、柔らかい感触が好きならシリコン製、と考えると選びやすくなります。

③ 滑り止め:平面ゴムだとぐらつかない
打鍵のたびにパームレストがずれると、その都度手首の位置がリセットされてしまいます。底面に平面タイプの滑り止めゴムが付いているものを選ぶと、体重をかけてもぐらつきません。

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モデル別の選び方:Professional HYBRIDとStudioで最適解が違う
HHKB Professional HYBRID / Type-S の場合
ここまで解説した通り、高さ1.5〜1.8cm前後・幅29〜30cmの一体型を選べば失敗しません。手前側に緩やかな傾斜や面取りがあると、手首への当たりがさらに柔らかくなります。
HHKB Studio の場合
Studioには「ジェスチャーパッド」があるため、通常のパームレストだと手前側の「ジェスチャーパッド」に触れることができません。
ジェスチャーパッドを使う方は、HHKB Studio専用のパームレストを購入することをおすすめします。

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藤倉工房のHHKB対応パームレスト
私たち藤倉工房でも、この記事の条件に沿ったパームレストを製作、販売しています。
木製のほか、丸洗いできるシリコン製パームレストも扱っているので、素材から選べます。
また、HHKB Studio専用のパームレストも扱っており、ジェスチャーパッド操作を考慮した傾斜設計にしています。
| 項目 | HHKB用(木製) | HHKB用(シリコン) | HHKB Studio用(木製) |
|---|---|---|---|
| 高さ | 1.6cm(+ゴム足 約1mm) | 1.7cm | 5mm〜1.4cm |
| 幅 | 29.5cm | 29cm | 30cm |
| 滑り止め | 3M製 平面ゴム | シリコンにより底面全体が滑り止め | 3M製 平面ゴム |
| 価格 | ¥3,480 | ¥2,980 | ¥3,480 |

ちょっと変わったところでは、アクリル製のキーボードカバー(キーボードルーフと呼ばれるものと同様)でありながら、パームレストとしても使えるタイプがあります。
本来はキーボードに被せてホコリや衝撃から守るためのカバーですが、高さ約1.6cm(ゴム足込み)とパームレストとしてもちょうど良い高さなので、「カバーとパームレストの1枚二役」がほしい方には面白い選択肢です。

HHKB用パームレストはこんな方におすすめ
- 長時間のタイピングで手首や肩の疲れが気になる方
- HHKBの高さ(約4cm)に手首が慣れず、打ちにくさを感じている方
- パームレストでデスクの見た目や打ち心地をアップグレードしたい方
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HHKBパームレストのよくある質問(Q&A)
- HHKBにパームレストは必要ですか?
- 手首を浮かせてタイピングするスタイルの方なら、なしでも問題ありません。ただし手首をデスクに置いて打つ方は、HHKBの約4cmの段差で手首が反りやすいため、パームレストの使用をおすすめします。
- 「パームレスト」と「リストレスト」は何が違いますか?
- 基本的に同じものを指します。メーカーによって呼び方が違うだけなので、キーボード用として売られていればどちらを選んでも大丈夫です。
- 木製とシリコン製、どちらのパームレストがいいですか?
- 打鍵の好みで選んで大丈夫です。硬めの安定した支えが好きなら木製、手首に沿う柔らかい感触が好きならシリコン製が向いています。どちらの素材でも「高さ1.5〜1.8cm前後」という目安は同じです。
- 普通のパームレストをHHKB Studioに使えますか?
- 物理的には使えますが、手前にあるジェスチャーパッドを操作できなくなることがあります。Studioには、専用設計のモノを選ぶのが確実です。
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まとめ
HHKBのパームレスト選びは、高さ1.5〜1.8cm前後を押さえることがいちばんの近道です。
HHKB手前側の高さ約1.8cmに手首の位置を近づけることで、手首が反らない自然な姿勢でタイピングできます。
あわせて幅(29〜30cm)・素材(木製かシリコン製かは好みで)・滑り止め(平面ゴム)を確認すれば、パームレストの高さ選びで失敗することはほぼありません。
HHKB Studioの方は、ジェスチャーパッドに配慮した専用設計を選びましょう。
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